爪と健康の関係④爪と季節の変わり目|乾燥と水分バランスのお話
2025/10/10
「最近、爪が割れやすい」「縦スジが増えた気がする」…そんな変化を感じていませんか?
実はそれ、季節の変わり目による乾燥が原因かもしれません。
こんにちは、ネイル講師の田崎です。
今日は爪の健康シリーズ、本編の続きとして「乾燥と水分バランス」についてお話します。
季節の変わり目、爪も影響を受けています
今年は秋があっという間に過ぎて、夏から冬に季節が飛ぶように変わりそうですね。
急に空気が冷たく乾燥してくると、肌だけでなく「爪」にも変化が現れます。
爪は約10〜15%ほど水分を含んでいて、その水分によってしなやかさを保っています。
ところが空気が乾燥してくると、爪からもどんどん水分が失われていきます。
その結果……
- 表面に縦スジが目立つ
- 二枚爪になりやすい
- 少しの衝撃で割れてしまう
こうしたトラブルが増えてしまうのです。

爪の水分バランスを守る工夫
爪を乾燥から守るためには、「外からのケア」と「内側からのケア」両方が大切です。
外からのケア
- ネイルオイルやハンドクリームをこまめに塗る
- 水仕事や掃除のときは手袋を使う
- 爪先にもうるおいのベールを
内側からのケア
- 水分補給を忘れない(冷たい飲み物だけでなく、温かいお茶やスープもおすすめ)
- タンパク質・ビタミンE・オメガ3脂肪酸を含む食材で、爪の材料をしっかり補う
- 体の内側が整うと、爪にもツヤと強さが戻ってきます
季節の変わり目は“乾燥ケアの始めどき”
爪は小さな部分ですが、乾燥にはとても敏感です。
毎日の少しの工夫で、冬に大きなトラブルを防ぐことができます。
乾燥が気になるこれからの季節、ぜひ「爪のうるおいケア」を意識してみてくださいね。

次回予告
次回は、乾燥対策の中でもよく聞く 「水分」と「油分」それぞれの役割とバランス について、もう少し深くお話しします。

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