爪と健康の関係|見た目に出る、身体からのサイン
2025/07/11
こんにちは!ネイル講師の田崎です。
以前のブログで、「爪って何色?」というテーマでお話ししました😊
爪そのものは実は透明で、私たちが見ているピンク色は、爪の下にある毛細血管が透けて見えているという内容でした。
そしてそのピンク色は、血流や健康状態によって変わることもある、というところまでお話しました。
今回はそこからもう少し踏み込んで、
爪の見た目からわかる身体のサインについてお話ししてみたいと思います。

■ 「なんとなく変かも?」は、身体からのサインかも
毎日見ている自分の爪。
でも、じっくり観察することって意外と少ないですよね。
「最近、なんとなく爪が濁ってきた気がする」
「縦すじが前より目立つような…?」
そんな小さな変化にも、身体の状態が表れていることがあります。
■ 健康な爪ってどんな爪?
まずは、理想的な健康な爪の特徴をご紹介します👇
- ほんのりピンク色
- 表面に自然なツヤがある
- なめらかで、割れにくい
- 適度な厚みと弾力がある
これらがそろっていると、血流もよく、体調も安定しているサインかもしれません。
でも、体調の変化やストレス、栄養の不足などで、爪にはさまざまなサインが出てくることもあるんですよ。
■ 爪にこんな変化があったら…?
もし、あなたの爪に以下のような変化があったら、ちょっと気にしてみてくださいね。
◉ 爪が青白や紫っぽい
→ 貧血や血行不良のサインかも。
◉ 爪が黄白色や黄色い
→ 爪白癬(爪の水虫)や、肝臓・呼吸器の不調の可能性も。
◉ 縦すじが目立つ
→ 年齢とともに出やすいですが、乾燥や栄養不足も関係します。
◉ 横すじが入っている
→ 発熱や体調不良、強いストレス、強い衝撃のあとに出ることがあります。
◉ 爪がスプーン状に反っている
→ 鉄分が不足していることがあります。
◉ 黒い線が入っている
→ 外傷のあとなら心配いりませんが、稀に悪性黒色腫(メラノーマ)の場合も。
気になるときは、皮膚科で診てもらいましょう。
■ 爪は、体からの小さなメッセージ
私たちネイリストは医師ではありませんので、診断や治療はできません。
だけど、爪の状態を通してお客様の健康のヒントになるようなことがあれば、さりげなくお声かけしたり、ケアのご提案をしたりしています😊
それは、爪が「身体の声を映し出す場所」だと感じているからです。
■ 最後に・・・時には、爪をじっくり見てみてくださいね
ネイルを楽しむのはもちろん素敵なことですが、その前にちょっとだけ、自分の爪をじっくり見てみてください😊
なんとなく割れやすいとか、色がくすんでる気がするなぁ…なんて感じたら、もしかしたら身体がちょっとお疲れなのかもしれません。
爪は体の中のことを映す“鏡”のような存在。
変化に気づくことが、健康を守る第一歩になることもあるんですよ✨
そして、「これって大丈夫かな?」って心配になった時は、無理せずお医者さまに相談してみてくださいね。
皆さんがご自身の爪を通して、ちょっとでも身体の声に耳を傾けるきっかけになったら嬉しいです🌿

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