紫外線と爪の関係|実は“爪も日焼け”してる!?知らないと損する手元ケア【第2回】
2025/06/19
こんにちは!ネイル講師の田崎です。
前回の【第1回】では、紫外線が肌にどんな影響を与えるのか、そしてSPFやPAの正しい選び方についてお話ししました。
今回は、「肌の次に気をつけてほしい場所」――爪についてお話しします。
実は、爪も紫外線のダメージを受けています!
ネイルをしている方は特に知っておいてほしい「爪と紫外線の関係」について、わかりやすくお話ししますね。

☀️爪だって、紫外線で日焼けする?
爪は皮膚とは違ってメラニン色素が少なく、紫外線を防ぐ力があまりありません。
そのため、直接ダメージを受けやすいパーツのひとつです。
とくに春~夏にかけて、長時間外に出る機会が増えたり、車の運転で手元が日差しに当たりやすかったりすると、じわじわと紫外線の影響が積み重なってしまいます。

そんな紫外線によるダメージとして、爪にこんな症状が現れることがあります。
- 爪の乾燥・パサつき
- ツヤがなくなる
- 縦筋や二枚爪が増える
- 爪の色がくすむ、黄色っぽくなる
- 爪が薄くなり、割れやすくなる
「なんとなく最近、爪の調子が悪いかも…」というとき、実は紫外線が影響しているかもしれませんよ。
💅ネイルしてても、完全には守られない?
「でも、ジェルネイルやマニキュアでコーティングしてるから大丈夫でしょ?」
そう思う方も多いですが、完全に紫外線を防げるわけではありません。
実際、紫外線の中でも**UV-A(波長が長く、肌や爪の奥まで届くタイプ)**は、ネイルの表面をすり抜けて内部にじわじわと影響を与えます。
さらに、紫外線によってネイルカラーやジェルの変色・劣化が起きることも。
せっかくのネイルデザインがくすんでしまったり、色持ちが悪くなったりする原因にもなるのです。
💡「ジェルネイルライト=危険」は誤解です
最近、「ジェルネイルライトって紫外線が出てるって聞いて怖い…」という声を耳にすることがあります。

でも安心してください。
現在多く使われているのは、UV-Aのみを出すLEDライトやUVライト。
しかも1回あたりの照射時間はほんの10〜30秒程度と短く、日常生活で太陽から浴びる紫外線量に比べると圧倒的に少ないのです。
つまり、正しい知識と使い方をすれば、必要以上に怖がる必要はありません。
どうしても不安な方は、ライトを使う前にUVカットのハンドクリームを塗ったり、手の甲をカバーできる手袋を使うのも一つの手です。
ただ、ジェルネイルをする前にハンドクリームを塗るときは、爪の上は避けてくださいね!(ジェルがきれいに塗れません)。
🌿じゃあ爪の紫外線対策、どうすればいいの?
肌のUVケアと同じように、爪も日々のちょっとした工夫で守ることができます。
たとえば:
- UVカット効果のあるトップコートをネイルの仕上げに使う
- 外出前にハンドクリームを爪まわりまでしっかり塗る
- 寝る前にネイルオイルで保湿してあげる
- ドライブや屋外では手袋を使う(UVカットタイプが◎)
どれも特別な準備は必要なく、「ついでにできるケア」ばかりです。
毎日の習慣にちょっと取り入れるだけで、爪の状態がぐんと変わりますよ。
📝まとめ|爪にも“日焼け止め”の意識を
肌と同じように、爪も年齢とともに変化していくパーツです。
紫外線ダメージが重なると、ツヤが失われ、爪そのものの元気がなくなってしまうことも。
ネイルを楽しむ方ほど、見た目だけでなく、爪の健康にも気を配りたいもの。
そして何より、「正しく知って、安心して楽しむ」ことが、いちばん大切です。
ちょっとの意識で、あなたの手元はもっと美しく、もっと心地よくなりますよ✨
🔜次回予告【第3回】
次回は、忙しい方でもすぐに取り入れられる
「肌と爪のための“時短UVケア”術」
をご紹介します!
朝の3分ケア、ドラッグストアで買えるおすすめUVアイテムなど、
実生活で使えるヒントをお届けします♪
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