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皮膚の構造と働きその③【表皮(ひょうひ)】※基底層(きていそう)〜有棘層(ゆうきょくそう)※

2025/05/02

先週はPCの都合でお休みしてしまいましたが、復活できたので、皮膚の構造と働きの続きを書きます。

今回はいよいよ【表皮(ひょうひ)】です。

表皮は皮膚の中で最も薄く、0.2mmしかありません。

その薄い表皮は一番内側から順に、【基底層(きていそう)】、【有棘層(ゆうきょくそう)】、【顆粒層(かりゅうそう)】、【角層(かくそう)】という、4種類の層から形成されています。

その4種類の層それぞれが重要な働きをしていて、書くと長くなりそうなので2回に分けます。

今日は、基底層と有棘層・・・

まず、表皮の一番内側の基底層は、一層の【基底細胞(きていさいぼう)】からなり、真皮から栄養補給を受け細胞分裂を行って、新しい角化細胞=ケラチノサイト(※1)を生成しています。

(※1)角化細胞=ケラチノサイトとは、基底層で細胞分裂によって毎日新しく生まれ、ケラチンと言うタンパク質を作る、表皮の90%を占める主要な細胞です。

基底層には他に、紫外線から肌をを守る【メラニン】を合成する、【メラノサイト】という色素細胞(しきそさいぼう)があります。

メラノサイトは、紫外線やストレスなどで活性化し、肌を守るためにメラニン産生を促しますが、過剰に生成されるとシミなどの原因になるので注意が必要です(メラニンや紫外線については、また後日書きたいと思います)

そして、この基底層で生まれた角化細胞は、次々と生まれてくる角化細胞によって上へ上へと押し上げられ、変成しながら有棘層へと変化していきます。

有棘層は、5~10層からなる、表皮の中で最も厚い層で、棘状構造によって細胞が強くつながっている層になります。

またこの層の中には、リンパ液やランゲルハンス細胞(※2)というものも存在します。

(※2)ランゲルハンス細胞とは、ウイルス、菌、化学物質などの有害物が皮膚に侵入した際に、その情報を免疫細胞に伝えるセンターの役割をしている細胞です。

有棘層は、層の下の方では多角形の形をしていますが、上に行くにつれて扁平な形になり、顆粒層へと変化していきます。

つづく・・・


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