皮膚の構造と働きその①【皮下組織(ひかそしき)】
2025/04/10
私たちの全身を覆っている皮膚は、外部刺激から身体を守ってくれる大切は器官です。
皮膚は、上から表皮(ひょうひ)、真皮(しんぴ)、皮下組織(ひかそしき)という3つの層で構成されています。

今日は、一番下の皮下組織の話をしましょう。
皮下組織は、表皮と真皮を支え、皮膚と筋肉や骨をつなぎ合わせる役目をしています。
皮下組織には、動脈、静脈が通っているので、表皮、真皮に栄養を届けたり、老廃物を運び出したりもしています。
また、皮下組織は大半を脂肪細胞が占めているので、皮下脂肪組織とも呼ばれます。
この皮下脂肪は、熱を伝えにくいので、体内の熱の放散を防ぎ、外気温の変化の影響を伝えない、身体の内部を一定の状態に保つ役割をしています。
他にもクッションの役割をして、外部からの刺激や衝撃をやわらげたり、エネルギーを蓄えたりと、身体にとってとても大切な働きをしています。
さて、ここで自分の身体を見ている私は・・・
悪いイメージが強い皮下脂肪だけど
減らさなきゃいけない皮下脂肪だけど
『実はあっていいんじゃ??』と自分を甘やかしています。
皆さんは、どうですか?
ちなみに・・・
外部環境の変化に影響されず、身体の内部環境を一定の状態に保つことを、【恒常性維持機能(こうじょうせいいじきのう)別名ホメオスタシス】といいます。
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