日本のネイルの歴史〜江戸時代まで
2025/03/13
以前、爪に色を塗りましめたのは古代エジプト時代という話をしました。
じゃあ、日本のネイルの始まりはどうなんでしょう??
日本におけるネイルの歴史は、飛鳥・奈良時代から始まったと考えられています。
額の中央や唇の両端に、一種の飾りとして、また魔除けや邪気払い、力を得るおまじないとして化粧をしており、その延長線として、爪も赤く染めてました💅
世界でも日本でも、【赤】は大切な色だったんですね。
平安時代になると、ホウセンカとホオズキの葉を揉み合わせて爪に塗る『爪紅(ツマクレナイ)』が行われていました。
ホウセンカが、別名『ツマクレナイ』と呼ばれているのは、ここからきています。
そして江戸時代では、中国から紅花を使った染色技術が伝わり、紅花の栽培が盛んになります。
紅花は口紅などの化粧に使われ、爪にも『爪紅(つまべに)』と呼ばれ使われていました💄
この時代のネイルは、紅花とミョウバンを混ぜ合わせたものを専用の針を使って爪に塗っていたそうで、それは乾くと水で落ちず、長く楽しめていたようです🥰
因みに・・・
大河ドラマ『べらぼう』で、花魁役の小芝風花さんも、『爪紅(つまべに)』やってましたよ💕

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